先日、『爆速で有名な阿部寛さんのサイトを真面目に分析してみた。』という記事をQiitaで執筆したところ、思いの他、皆さんに『いいね』を頂けたので、今度はSEOの角度から阿部寛さんのサイトを分析してみました。SEO分析と言っても主にトラフィック分析になります。
内部のSEO対策についてはtitle
タグの設置以外はSEO系の対策はされていないようですので特に触れていません。
ではまず、現在の阿部寛さんのホームページの検索結果順位から見ていきます。
SERP(Search Engine Result Pages)
SERPとはSearch Engine Result Pagesの略で検索結果順位のことを表します。SERPを調べるのに今回は直接画面から確認しました。また、私個人のプロファイルで順位が変動しないように、Googleにログインしていない状態で調べています。検索順位を調べるツールは色々ありますが、誤差がある場合が多いため、今回は使用していません。
圧巻ですね。芸能人のホームページの場合でも他のトラフィックが多いメディアに1位を取られることは珍しくありませんが、阿部寛さんの場合はGoogle、Bingともに1位でした。では、この順位を裏付けるトラフィックはどこから来ているのでしょうか?もう少し詳しく調べてみました。
今回はトラフィックの分析するにあたり、SimilarWebを利用しました。
SimilarWebを使った解析
SimilarWebを使うとそのサイトのトラフィックや流入元などを調べることができます。このツールは基本的なデータは無料で見ることができます。
この数値はあくまで参考値なので、正確ではありません。ご了承ください。
トラフィックサマリー
まずはトラフィックのサマリーデータから見ていきましょう。
訪問者数:~13.4万人/月
滞在時間:29秒
訪問当りのページビュー:~1.7ページ
直帰率:81.23% *1
*1 直帰率とは Webサイトに訪問したユーザーが、入口となる最初の1ページだけを見てサイトから離脱してしまう割合のことです。
月に13万人くらいの人がこのサイトに訪問しているようです。すごいですね。また、直帰率が高いのは、おそらく皆さん阿部寛さんのホームページの速度を体験されて満足して、返っていくのではないかと考えられます。(あくまで個人的な推測です。)
流入元データ
では、このトラフィックはどこから流入しているのでしょう?流入元を見てみましょう。
驚くべきは阿部寛さんのサイトに(Google検索などを利用せずに)直接訪問している人が28%もいることでしょうか。合計の月毎の訪問者が13万程度なので、4万人程度の人が直接訪問している計算になります。皆さんブックマークでもしてるんですかね。笑
流入元データの詳細
では実際にどのリンクから訪問してくるユーザーが多いのでしょうか?流入元のソースを見ていきます。
1位 Blog.livedoor.jp
2位 Himasoku.jp
3位 Inutomo11.com
4位 Waranote.livedoor.biz
5位 Mylife.2chblog.jp
こちら実際にそのページに訪問してみると1~5位まで、全て2chのまとめサイトであることがわかります。2chまとめのサイトはトラフィックが多いのでそこからの流入が多いんですね。また、実際にリンク元の記事などを読んでみると、阿部寛さんのホームページの速度に関する記事が多いことがわかりました。
地域別データ
次に地域別データはどうでしょうか。
日本:95.66%
チェコ:0.97%
アメリカ:0.78%
オーストラリア:0.71%
台湾:0.54%
日本が多いのはもちろんとして、チェコからもおよそ1%弱のトラフィックが来ていました。1%ということは月に1,300人程度の人が見に来ていることになるので、結構すごいですね。阿部寛さんのホームページはチェコでも人気なのでしょうか?チェコに住んでる日本人なんですかね?それか、ネット上をスクレイピングしているロボットとかですかね?真相はわかりませんが、面白いですね。
ソーシャルデータ
次にソーシャルメディアからの流入を見ていきます。
ツイッターからの流入が96%ということで大半を占めていることがわかりますね。逆にFacebookからの流入は0.72%でほとんどありませんでした。Twitterを別でもう少し調べて見ましたが、阿部寛さんに関するニュースがツイッターで広く拡散されているようでした。
調べている最中に面白い記事を見つけてしまったので貼っておきます。
スーパーで焼き芋を買い占める阿部寛 店から警戒され隠される
まとめ
個人的には直接訪問が28%もいることが驚きでした。また、調べていると阿部寛さんのホームページに関わる記事がたくさん見られ本当に愛されているんだなと感じ、心が和みました。
ペラッペラのまとめですが、今回はこんな感じで。笑
では〜